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運命を創る1

1. 思考の三原則
1) 目先にとらわれないで、出来るだけ長い目で観察する。
2) 一面にとらわれないで、出来るだけ多面的、出来だけ全面的に考察する。
3) 枝葉末節にとらわれないで、出来るだけ根本的に観察する。

2. 『六然(りくぜん)』 (崔鉄(さいせん))
自処超然(じしょちょうぜん) (自ら処すること超然)
 自分自信に関してはいっこう物にとらわれないようにする。
処人藹然(しょじんあいぜん) (人に処すること藹然)
 人に接する時は、心から慈しみ楽しんでもらう。人に接して相手を楽しませ心地良くさせる。
有事斬然(ゆうじざんぜん) (有事には斬然)
 事が起こった時は、迷うことなく早急に活発に対処する。
無事澄然(ぶじちょうぜん) (無事には澄然)
 何も問題のないときは、心清らかに静かな心でいる。
得意澹然(とくいたんぜん) (得意には澹然)
 どんなに得意満面の事柄があっても、淡々とあっさりしている。
失意泰然(しついたいぜん) (失意には泰然)
 どんなに失意になる事柄があっても、平常心を失わない。

3. 『六中観』 (安岡正篤)
忙中閑あり
 ただの閑は退屈で、精神が散じる。忙中に掴んだ閑こそ本当の閑。
苦中楽あり
 苦中の楽こそ本当の楽。楽ばかりでは人を頽廃、柔弱・不健全にさせる。
 茶人は苦味の中に甘味のカテキンがあることを知っている。
死中活あり
 せっぱ詰まった瀕死の中に活がある。
壷中天あり
 どんな境地にあっても、現実世界に自分だけの内面世界・別天地を持つ。
意中人あり
 心の中に人がある。上に立った時などに、ちゃんと持ち合わせ、手に駒を持っている。
腹中書あり
 哲学・信念・万巻の書を持っている。腹が空っぽではいけない。

4. 「知識」・「見識」・「胆識」
知識
  いろいろな経験から知識が出来る。単なる知識ならば大脳の末梢的なもの。
見識
  事に当たって、これが本当である、こうあるべきだ、こうなすべきだ、と活きた決断が立つもの。
全人格的な人間そのものを打ち出すことにならなければならない。
知識はあるが人としての修養が無く、人間が出来てないものは「雑識」。
胆識
  実際問題にぶつかって、いろいろな矛盾や抵抗を乗り越え、きびきびした実行力を伴うもの。
士気旺盛で節操があり、そこから出てくるもので薄っぺらな知識ではない。
しっかりとした見識で、活きた行動、活きた責任、活きた人生観、活きた政治観、活きた判断、活きた事業観をもって、人生百般の問題に活眼を開いて応用が効く。

5. 主体性回復の十八箇条
1) 毎日の飲食を適正に行っているか。過度や不合理てはないか。
2) 毎晩よく眠れるか。睡眠には熟眠と安眠がある。精神状態が平和て健康でなければ安眠できない。
3) 自分の心身に悪影響を与えるような、悪い習慣はないか。
4) 自分自身に適当な運動をしているか。
5) 生活上の出来事に一喜一憂することはないか。特に非常に悲観・落胆したり感情を乱すことはないか。
6) 外物に動かされ、環境に支配されね特に悲観したり、興奮しやすくないか。
7) 精神的動揺が有っても、感情上の動揺があっても仕事は平常の通り続けられるか。
8) ちょっとした失敗で、すぐ仕事が嫌になったりすることはないか。仕事が妨げられることはないか。
9) 毎日の仕事に自分を打ち込んでいるか。精神が散乱すると、ものに打ち込めない。ものに打ち込みものと一つになると智慧、直観力が出てくる。
10) 仕事にどれだけ仕事に有能であるか、どれだけ自分の仕事に役立っているかを絶えず実験・検証しているか。容易に断定できないが大いに吟味する必要がある。
11) 現在の仕事は自分の生涯に仕事とするのに足りるか、を研究する。生涯の仕事にするように心構えと努力の如何によっては、どんな小さな仕事と思われても生涯の仕事とするに足りる。
12) 自分の仕事がどうしても合わない、生活が退屈であるとすれば、どうすれば満足を何によって得るか、いかにすれば心を満足させる仕事になるかを考える。
13) 日常絶えず追求すべき明確な目標を持ち続けているか。思索や反省と同時に、今日、明日何をしなければならないかの問題をもっているか。
14) 人に親切であるか、誠実であるか、ちゃらんぽらんで人とつきあっていないか。
15) 自分に対してやましいことは無いか。
16) 自分の人格の向上に資するような教養、人間を創る事に努めているか。
17) 将来のために知識・技術を修めているか。エキスパートになる努力をしているか。あの人でなければならん、という何か一つを持つ。
18) 信仰、信念、哲学というものを持っているか。持とうとしているか。自分から地位とか身分とか報酬とかを差し引いた時に、親子や妻子だのを差し引いた時に、一切を剥奪された時に、永遠なるものが何かあるか。

6. 「四耐」
1) 冷やかなることに耐える。
2) 苦しいことに耐える。
3) 煩わしいことに耐える
4) 閑に耐える。

7. 人に嫌われないための五箇条
1) 初対面に無心で接する。
2) 批評癖を直し、悪口屋にならない。
3) 努めて、人の美点・良所を見る。
4) 世の中に隠れて案外善いことが行われているのに、日常注意する。
5) 好悪を問わず、人に誠を尽くす。

8. 『呂氏春秋』 「八観法」・・・人物観察法
1) 通ずれば、その礼するところを観る。
 少し自己がうまくいきだした時に、どういうものを尊重するか。金か位か、知識か、技術か、何かを観る。
2) 貴ければ、その挙ぐるところを観る。
 地位が上がるにつれて、その登用する人間を見て、その人物が解かる。
3) 富めば、その養うところを観る。
 金ができると養いだすか、何を買うか、集めるか、使うか。
4) 聴けば、その行うところを観る。
 聴けば、いかに知行が合一するか、矛盾しているかを観る。実行の確かさを観る。
5) 止まれば、その好むところを観る。
 板についてくると、その嗜好、好こところを観る。
6) 習えば、その言うところを観る。
 習熟すれば、その人の言うところを観る。話を聞けば、その人の人物・心境が分かる。
7) 貧すれば、その受けざるところを観る。
 貧乏すれば何でも欲しがるような人間は駄目。
8) 窮すれば、そのなさざるところを観る。
 人間は窮すれば何でもやる、恥も外聞もかまっていられないでは駄目。

9. 『呂氏春秋』 「六験法」・・・感情を刺激して人を観察する方法。(自分に応用し、自己陶冶に活かす)
1) 之を喜ばしめて、以ってその守を験す。
  喜びは本能的な快感である。人は嬉しくなると羽目を外すが、外してはならない枠(守)がある。いい気になって軽々しくこの枠を外すと乱れてしまう。
2) 之を楽しませて、以ってその僻を験す。
  喜びの本能に理性が伴うと楽という。人は公正を失って偏ると物事がうまくいかない。僻する人間はいろいろのことに障害が多い。
3) 之を怒らしめて、その節を験す。
  感情の爆発である怒りは破壊力を持つが、それをぐっとこらえる節制力を持っている人物は頼もしい。
4) 之を懼れしめて、以ってその独を験す。
  心配事ある時や窮地に陥った時など、絶対性・主体性・独立性を観る。
5) 之を苦しましめて、以ってその志を験す。
  苦しくなると理想を捨ててすぐに妥協するような人間は当てにならない。
6) 之を哀しましめて、以ってその人を験す。
  悲哀はその人柄全体をよく現す。その時の人を観る。


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